何かを続けることは難しいようでやっぱり難しい。

シンガーソングライターのオーイシマサヨシさんの武道館公演が2024年3月2日に決定。おめでとうございます!

発表されたのは東京ドームシティホールでエンターテイナーを演奏していた時。

私はYouTubeのショート動画でこのことを知りましたが、未だにこのショートを見ると涙が出てくる。

 

オーイシマサヨシさんを知ったのはSound scheduleとして活動していたころ。当時自分は中学生でした。

当時の私は学校にも行かず家に引きこもりの日々で、絵を描くか音楽を聴くかテレビを見ているか。絵に描いた様な堕落の日々を送っておりまして。

深夜に聞くラジオやテレビの音楽番組でSound scheduleのピーターパン・シンドロームを聞いたのが最初だったと思う。2000年代初頭の当時、インディーズで活動していたバンドがメジャーへ行くのが活発だったころで私は数多く聞く曲の中でも彼らのピーターパン・シンドロームが好きだった。

特にこの曲について強い思い出があるわけではない。何せあの頃の自分は家に四六時中いたのだから人との交流など微塵もない

ただ多感な時期に聞いたからなのか、私にとって未だにオーイシマサヨシさんはSound schedule大石昌良なのである。

 

来年に決まった武道館公演。オーイシさんがデビューした頃から考えれば20年以上の道程だ。デビューしたときに生まれた子供が新社会人になるような年月である。本人は異様に若いけど。

Sound scheduleの活動は正直順風満帆だったかと言えば素人が見てもそうではなかったと思う。

ピーターパン・シンドロームは当時めちゃくちゃテレビやラジオで流れていて、確かにあの時を知っている人もいるとは思う。だけどオリコンランキングではTOP50以内に入った位で恥ずかしい話自分もそれだけ好きだった曲ではあるが彼らが解散していたのも知らなかった位だ。

今は再結成されているけども。それくらい、2000年代は色んなバンドがメジャーデビューしては数年で解散していった。

むしろ結成20年を超えるバンドは数えるほどしかいなかった。

 

Sound scheduleを解散してからの大石さんはオーイシマサヨシとしてソロ活動並びに楽曲提供、またTom-H@ckさんと結成したOxTとしての活動がメインだったと思うけど

そこに至るまでもソロがあったりcuneの小林さんと組んだユニットがあったりやっぱり

アニソンシンガーと名乗るまでも紆余曲折があったんだなと感じる。

 

様々な活動を通して確実にミュージシャンとしての階段を一歩一歩進んでいたんだなぁと、あの頃ピーターパン・シンドロームを聞いていた音楽キッズは思うわけで。

 

改めてオーイシマサヨシさん武道館公演本当におめでとうございます!